メルセデス・ベンツがフレグランスDEEP SEAを発表、海をテーマにした香り
メルセデス・ベンツが新作香水DEEP SEAを発表。海をテーマにしたフレッシュでウッディな香りで、持続可能な素材を使用。男性向けマリン系フレグランスのトレンドに沿った製品です。
メルセデス・ベンツがフレグランスラインを拡張し、新作「DEEP SEA」を発表した。水をテーマにした同社の取り組みは、海面から深海へとその舞台を移し、より奥行きのある表現を追求している。今回のリリースは「Land, Sea, Air」三部作の流れを汲みつつ、より層の厚いコントラストの効いた解釈を導入した。
香りの構成は、ウッディなアクセントを加えたフレッシュなフレグランス。クラシックなフージェールの骨格に水生要素を組み合わせ、爽やかなミント、ローズマリー、ジュニパーベリーのトップノートがエネルギーを感じさせる。ハートでは海そのものへと移行し、塩気のあるアルガエとサムファイアがラベンダーと調和する。ベースではサンダルウッド、パチュリ、ミネラルなニュアンスが温かみを添え、漂着木を思わせるほのかなスモーキーさも感じられる。
調香は、30年以上のキャリアを持つマスターパフューマーのアン・フリポが担当。国際的なブランドも手がける彼女の起用は、各フレグランスが独立しながらも互いに調和するという三部作のコンセプトを継承している。
DEEP SEAは、メルセデス・ベンツのスターが象徴する三要素に着想を得た2023年のコンセプトを発展させたもの。今回は海の広がりから深みへと焦点を移し、マリンテーマに複雑さと密度を加えている。
持続可能性も重要な要素だ。原料は天然素材と透明性のある調達で知られるLMR Naturalsから供給される。パッケージにはリサイクルアルミニウム、海洋プラスチック、再生可能エネルギーで製造された藻類由来の紙を採用している。
同社のフレグランスラインは2011年から続くブランド戦略の一環で、技術、精密さ、プレミアムな体験といった価値を自動車以外の分野にも展開している。2023年の三部作や2024年のメイバッハコレクションに続き、DEEP SEAはこの方向性における新たな一歩となる。
リリースの背景には、男性向け香水市場におけるトレンドもある。マリン系のフレグランスは依然人気が高く、ウッディやミネラルな要素との組み合わせが増えている。DEEP SEAはこの流れに沿いながら、より深みと構造を持ったプロファイルを強調している。
Mark Havelin
2026, 4月 12 15:22