FIATとロメロ・ブリットが彩るEVトポリーノ「ブリットリーノ」 マイアミ披露と米国展開の可能性

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FIATとアーティストのロメロ・ブリットが、マイアミ・アートウィークで唯一無二のEVトポリーノ「ブリットリーノ」を披露。遊び心あるマイクロモビリティの魅力と、米国市場投入の見通しを詳しく解説します。軽量電動四輪として最高28mph・約47マイルの航続で都市移動に最適。伝統とポップアートが融合する特別仕様の背景も紹介。

FIATとアーティストのロメロ・ブリットがマイアミのアートウィークで、唯一無二のフィアット・トポリーノを披露しました。小さな電動モビリティを、鮮やかに走るアートへと仕立てた一台です。特別仕様の名称は「ブリットリーノ」。世界最大のアートスタジオでありBRITTOブランドのグローバル本部でもある「BRITTOパレス」のグランドサロンに展示されています。

この協業は、フィアットが掲げる「楽しく手の届くマイクロモビリティ」と、ブリットのキュビスムやポップアート、グラフィティを楽観的に融合させた独自のビジュアルとが、自然に響き合う関係にあります。フィアットのオリヴィエ・フランソワCEOは、ブリットのスタイルがトポリーノの個性と強く共鳴すると述べ、欧州各地に続き、グリニッジ・コンクール・デレガンスやニューヨーク、ロサンゼルスの主要オートショーへの登場を経て、米国でも注目を集めていると説明しています。コンパクトEVを感情のこもった移動体に変えるこの手のコラボは、プロダクトの存在理由を直感的に伝えるうえで効果的です。

フランソワ氏は、フィアットがトポリーノを米国市場に導入する意向を認めており、詳細は来年に明らかになる見込みとしています。現在欧州で販売されているモデルは「軽量電動四輪車」に分類され、最高速度は約28mph、航続距離はおよそ47マイル。都市内の短距離移動に適したキャラクターです。イタリアではL6eセグメントの上位に名を連ね、手頃でコンパクトなEVへの需要の高まりを映しています。

今回の取り組みは、1936〜1955年に生産された初代フィアット500「トポリーノ」へのオマージュでもあり、現代のデザインに歴史的な文脈を添えています。ブリットは「ブリットリーノ」を、イタリアの創造性とフィアット、そして自身のビジュアル・アイデンティティをひとつにする“走るアート”だと位置づけています。BRITTOブランドは、こうしたプロジェクトによって、日常の中で何百万人もの人々が彼のアートに触れられるようになると述べています。伝統への眼差しと都市の実用性を束ねる設計思想は、この小さなEVに物語性を与えています。

米国の消費者は現時点でアップデートの登録ができる段階ですが、小型電動モビリティへの関心の高まりと、フィアットのEV戦略の拡張を踏まえると、トポリーノの米国上陸は十分に現実味を帯びてきました。期待は確かに高まりつつあります。

Mark Havelin

2025, 12月 10 01:22