新型オペル アストラ/スポーツツアラー:Vizorと発光Blitz、Intelli‑Lux、EVは58kWhで最大454km

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オペルアストラ/スポーツツアラーが大幅進化。ブリュッセル・モーターショーで初公開。発光するOpelBlitzとVizor、Intelli‑Lux HD、Intelli‑Seats、58kWhのEVはWLTP最大454kmとV2Lを新搭載。AGR認証シートやReNewKnit採用で快適性とサステナビリティも強化。

オペルは、アップデートされたアストラとアストラ・スポーツツアラーの新情報を公開した。今回は小手先の化粧直しではなく、コンパクトクラスでの手触りを変えることを狙った的確な改良だ。ワールドプレミアはブリュッセルで開催されるブリュッセル・モーターショーで、会期は2026年1月9日〜18日、会場はBrussels Expoとなる。

フロントは、オペルの「Vizor」フェイスがいっそう鋭く、よりテクニカルな表情に。目玉は発光する Opel Blitzで、グランドランドでシグネチャーとして先行したこの意匠が、アストラに初めて採用される。中央のエンブレムから左右に伸びるライトストリップが「Opel Compass」のテーマを強調し、街での存在感をきゅっと引き締める。

Opel Astra / stellantis.com

もう一つの柱がライト。アストラとアストラ・スポーツツアラーには、Intelli-Lux HDのアダプティブ・グレアフリー・ヘッドライトが用意され、5万以上の素子を備えるという。先行車や対向車のマスキングをより素早く精密に行い、コーナーではドライバーの視線を導くデジタル成形の配光を実現。悪天候や霧に応じた専用の制御や、反射式標識の眩しさを抑える減光にも対応する。夜間の安心感に直結する領域だけに、恩恵は大きいはずだ。

Opel Astra Sports Tourer / stellantis.com

キャビンは快適性と素材に軸足を置く。アップデート版アストラはベースグレードからIntelli-Seatsを標準装備。レーシングバイクのサドルに着想を得た中央のくぼみにより、長距離で尾骨への圧力を和らげる狙いだ。さらにAGR認証のシートも選択可能で、多段階ヒーター、電動空気式ランバーサポート、マッサージ、メモリー機能などを備える。「Greenovation」のアプローチのもと、リサイクル素材の活用も強調され、単一素材で100%リサイクルかつ再リサイクル可能と説明するReNewKnitのシート表皮を採用する。長距離の相棒としての資質が、体感から底上げされる印象だ。

電動アストラも実用性が増した。バッテリーは58 kWhWLTP航続距離は最大454kmで、従来から約34kmの伸びを得たという。さらにV2L(Vehicle-to-Load)を新たに備え、外部機器への給電が可能に。たとえば移動中にeバイクを充電する、といった使い方が想定される。日常の使い勝手を広げる、気の利いた加筆だ。

Opel Astra / stellantis.com

Mark Havelin

2025, 12月 11 02:43