トヨタの4WD駆動技術解説:ピックアップ/SUVの悪路性能と電子制御

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トヨタが公開した4WD駆動技術の概要をわかりやすく解説。ピックアップやSUV向けの2WD/4WD切替、フルタイム方式、ローレンジ、電子制御のトラクション配分で悪天候やオフロードの安定性を高める仕組みを動画付きで紹介。各車輪への能動配分やドライブモードの狙いも網羅し、初心者にも導入しやすい要点をまとめています。

トヨタは、同社のピックアップやSUVに搭載される4WD駆動技術の仕組みを解説する概要を公開した。動画付きの資料で、悪天候や過酷なオフロードといった場面で、四輪駆動がどのようにトラクションと車両安定性の向上に寄与するのかに焦点を当てている。導入としてすっと入ってくるまとめ方だ。

要点は、積雪路やぬかるんだトレイル、うねりのある路面など、グリップが限られる状況における4WDの役割だ。こうした局面では、前後アクスル間でトルクを配分できることが、コントロールを保ち、安心して前進するための鍵になる。実際、この配分が走りの余裕を生む。

トヨタは車種や仕様に応じて、4WDのアプローチをいくつか用意している。2WDと4WDを切り替えられるタイプもあれば、常時全輪に駆動力を送るフルタイム方式もある。さらに厳しい条件に向けては、ローレンジの副変速機や、低速域のトラクションを引き出す専用ドライブモードも設定される。選択肢の広さは使い手の用途に寄り添うものだ。

こうした駆動メカニズムは、電子制御のアシストによって下支えされている。スロットル開度や制動力を自動で調整し、滑りやすい路面でも安定性を保てるよう支援。ドライバーが常に介入し続ける必要を減らしてくれる。さらに進んだ制御では、各車輪へ能動的にトルクを配分し、コーナリング時の安定性や総合的なコントロール性を高める。実地での安心感に直結するポイントだ。

個別の車種ごとの仕組みを細かく列挙するのではなく、今回の解説は4WD技術の狙いと作動の全体像を示す内容だ。複雑な駆動の考え方を平易に伝えつつ、あらゆる路面・天候に対応するうえで四輪駆動が要となることをあらためて強調している。こうした見せ方は、ユーザーが自分に合った使い方をイメージしやすくする点でも有効に映る。

Mark Havelin

2026, 1月 10 05:19