1971年式フェラーリ 365 GT 2+2のオークション詳細と特徴

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1971年式フェラーリ 365 GT 2+2がBring a Trailerでオークション中。4.4L V12エンジン、限定生産801台のクラシックGT。入札額や状態、走行距離不一致について解説。

1971年式フェラーリ 365 GT 2+2が、Bring a Trailerのプレミアムリストとして出品され、早くも注目を集めている。現在、入札額は3万ドルに達し、オークションは現地時間2月23日午後9時に終了予定だ。

この車は、約800台しか生産されなかったモデルの1台とされている。記録によれば総生産台数は801台で、1960年代末から1970年代初頭のフェラーリGTとして、今なお特別な存在である理由の一端がここにある。

1971年式フェラーリ 365 GT 2+2 Bring a Trailerでのオークション / bringatrailer.com

搭載されるのは、3連ウェーバーキャブレターを備えた4.4リッターコロンボV12エンジンで、公称出力は320馬力5速マニュアルトランスミッションリミテッドスリップデフを組み合わせ、高速巡航と実用性を両立したGTとしての評価を裏付けている。

外装はレッド、内装はベージュのコノリー革で統一。GTとしての性格を強調する装備も充実しており、15インチボッラニワイヤーホイール、4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ、パワーステアリング、エアコン、クレイグカセットステレオ、パワーウィンドウを装備。さらにセルフレベリング独立式リアサスペンションを採用するなど、365 GT 2+2らしい技術的特徴も備えている。

1971年式フェラーリ 365 GT 2+2 Bring a Trailerでのオークション / bringatrailer.com

とはいえ、完璧な状態ではない点も正直に伝えられている。外装には塗装の傷やチップが、内装には革の縮みやダッシュボードの裂け目といった経年劣化が確認できる。

最も特筆すべきは走行距離の不一致だ。オドメーターは7,800km(約5,000マイル)を示しているが、登録書類には83,461マイルと記載されている。そのため総走行距離は不明とされており、この点が入札者の判断に影響を与える可能性がある。

1971年式フェラーリ 365 GT 2+2 Bring a Trailerでのオークション / bringatrailer.com

メンテナンス履歴には、燃料ホースの修理、バッテリー交換、サスペンションの注油などが記録されている。2024年にはブレーキフルードの交換とエアコンの再充填も実施。現オーナーは2007年に購入し、現在はマサチューセッツ州のディーラーを通じて、サービス記録とバージニア州の登録書類付きで出品されている。

プレミアムリストとしての扱い、ピニンファリーナデザインのクラシックV12GTという魅力から、終了間際には入札が活発化する見込みだ。一方で、走行距離の不一致や外観の傷といった要素が、最終価格を左右する重要なポイントとなるだろう。

Allen Garwin

2026, 2月 14 15:33