日産ムラーノが10年以上ぶりに日本市場へ復帰、輸入車として2027年販売開始
日産のクロスオーバーSUV、ムラーノが10年以上ぶりに日本市場へ復帰。米国生産の輸入車として2027年初頭に販売開始、中型SUVとして快適性と信頼性をアピール。
日産のクロスオーバーSUV、ムラーノが10年以上ぶりに日本市場へ復帰する。今回はアメリカ合衆国で生産された輸入車としての登場となる。
日産は、日本での販売を2027年初頭に開始すると発表した。車両は同社の北米における主要生産拠点の一つであるテネシー州スミルナ工場から供給される。発売には、2026年2月に日本で導入された輸入乗用車向けの新たな認証制度が活用される。
この動きは、近年日本でムラーノが販売されていなかったことを反映している。例えば第3世代ムラーノは右ハンドル仕様が生産されず、モデルは徐々に、現地の需要により合致するX-Trailのようなよりコンパクトなクロスオーバーに道を譲っていた。
一方、ムラーノはその主要市場である米国では堅調な地位を維持してきた。日産は、デザインと快適性に対するモデルの評価、そして2026年JDパワー車両耐久性調査において2年連続で最も信頼性の高い中型SUVとして認定された実績を強調している。
現行のムラーノは中型SUVセグメントに属し、ガソリンエンジンを搭載。前輪駆動または四輪駆動が選択可能だ。初期のバージョンは3.5リッターV6エンジンを採用していたが、新型世代では2.0リッター可変圧縮比エンジンが自動変速機と組み合わされている。
この復帰は、日本におけるクロスオーバー需要の安定した伸びを背景にしている。市場は依然としてコンパクト車に焦点が置かれているものの、X-Trailのようなモデルの着実な販売はSUVセグメントへの継続的な関心を示している。こうした状況下で、ムラーノは日産のラインナップ内で、より大型で快適性を重視した選択肢として位置づけられる可能性がある。
販売は2027年初頭に開始される予定で、長らく海外市場向けとされてきたモデルの復帰に、日本の顧客がどのように反応するかが明らかになるだろう。
Mark Havelin
2026, 3月 19 09:22