ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州警察が、新型パトカーとしてフォード・トルネオ・カスタムの配備を始めた。12月中旬に最初の引き渡しが行われ、2028年まで続く大規模な更新プログラムの幕開けとなる。計画では最大1,400台の導入が見込まれている。選ばれたのは、トランジット・カスタムをベースにした乗用仕様。S&Pグローバル・モビリティの2024年データでは、欧州の同セグメントで最量販モデルとされる。仕様は5座、左右スライドドア、そして警察装備を収められる2,669リットルのラゲッジスペースを備える。実用性を最優先にした選択と言っていい。パワートレーンは全車、170psを発生する2.0リッターEcoBlueディーゼルに8速AT、さらにインテリジェント四輪駆動を組み合わせる。前後のトルク配分は20ミリ秒単位で制御され、過酷な走行条件での安定性とトラクションの向上を狙う。独立懸架式のリヤサスペンションも、狙い通りの操縦性と落ち着いた挙動に貢献するはずだ。現場での安心感に直結するパッケージだと受け止められる。新型パトカーの肝は、警察向けテクノロジーの統合にもある。Ford Pro Vehicle Integration Systemを用いることで、緊急灯などの機能をダッシュボードの13インチ・タッチスクリーンから直接コントロールできる。このシステムは、認定車両コンバーターに車両の電気アーキテクチャーへの直接アクセスを提供するインターフェースモジュールを基盤としており、追加装備の取り付けや操作をシンプルにする設計だ。操作系が一元化されることで、クルーの負担も減らせそうだ。トルネオ・カスタムの導入は、フォードとノルトライン=ヴェストファーレン州警察の長年の協力関係の延長線上にある。2019年以降、1,200台超のフォードS-MAXが実勤務に就いており、今回の追加により、現代の警察業務に合わせた多用途でマルチパーパスなパトロール車という選択肢がさらに広がる。
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Ford Tourneo Custom Patrol Cars to NRW Police / ford.com
新型パトカーの肝は、警察向けテクノロジーの統合にもある。Ford Pro Vehicle Integration Systemを用いることで、緊急灯などの機能をダッシュボードの13インチ・タッチスクリーンから直接コントロールできる。このシステムは、認定車両コンバーターに車両の電気アーキテクチャーへの直接アクセスを提供するインターフェースモジュールを基盤としており、追加装備の取り付けや操作をシンプルにする設計だ。操作系が一元化されることで、クルーの負担も減らせそうだ。