ジープが2026年型グラディエーター シャドーオプスを公開—工場装着ウインチを中型初採用の限定仕様
ジープは限定生産の2026年型グラディエーター シャドーオプスを発表。中型ピックアップ初の工場装着ウインチやHDスチールバンパー、トウパッケージを搭載。価格はルビコンに+$4,995、米国で2026年2月展開予定。ステルス調の外装やボディ同色ハードトップ/フェンダー、Convoy第1弾として目的先行の装備を強化。
ジープは限定生産の2026年型グラディエーター・シャドーオプスを公開。オフロード向け特別仕様に対する同ブランドの姿勢が一段と変わったことを印象づける内容だ。中型ピックアップとしては初めて、工場装着のウインチをメーカー純正で用意した点もトピックで、これまでこのセグメントには存在しなかった装備となる。


シャドーオプスは、ジープの新たな“Convoy”キャンペーンの幕開けを告げる第1弾。任務遂行を想定した特別仕様を連続投入する取り組みで、機能性や一体感、明確な目的を重視し、見た目の加飾にとどまらない、現場で使い倒せる装備へ舵を切っている。

ベースは実績あるジープ・グラディエーター ルビコン。シャドーオプスはトレイル走破性とタフネスを中心に磨き上げられている。主要装備は、ヘビーデューティの前後スチールバンパー、生産工程で組み込まれる工場装着ウインチ、そして多用途性を高めるトレーラー・トウ・パッケージ。ウインチの諸元については公表されておらず、工場で装着され車両に完全統合されるという点のみが明らかにされている。

エクステリアはステルスを思わせる出で立ち。サテンブラックのグリルや各部のブラックアウト、専用デカールが、よりタクティカルな雰囲気をつくる。さらに、ボディ同色のフリーダムトップ(三分割ハードトップ)や同色フェンダーフレア、荒天や泥濘に備えるオールウェザー・スラッシュマットも含まれる。

価格はグラディエーター ルビコンに追加する形で4,995ドル(MSRP)。ボディ同色のハードトップとフェンダーフレアを備えた同等装備のルビコンに対して、2,605ドルの上乗せとなる。米国のディーラーでの展開は2026年2月開始予定。生産台数は示されておらず、限定仕様とだけ説明されている。

グラディエーター シャドーオプスの投入で、ジープは中型ピックアップにおける“メーカー純正の実用強化”という軸足を改めて強調した。Convoyの名を掲げる最初のリリースとして、同ブランドのオフロード・ヘリテージに根ざした、目的先行の特別仕様を広げていく合図にも映る。
Mark Havelin
2025, 12月 25 22:57