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豊田合成、再生ゴム20%量産ウェザーストリップ 新型RAV4採用 脱加硫で品質向上、ISCC PLUS認証工場で生産
豊田合成が再生ゴム20%の量産ウェザーストリップを開発—新型RAV4に採用、脱加硫技術とISCC PLUSで実現
豊田合成、再生ゴム20%量産ウェザーストリップ 新型RAV4採用 脱加硫で品質向上、ISCC PLUS認証工場で生産
豊田合成が再生ゴム比率を従来の5%未満から20%へ大幅引き上げ。新型トヨタRAV4のウェザーストリップに採用。脱加硫技術で強度と匂いを両立し、ISCC PLUS認証工場で生産。トヨタ自動車のProject Award受賞。マスバランス方式で再生材使用を検証し、今後はホースや天然ゴムなど他部品への展開と回収循環構築も推進。
2025-12-26T23:49:50Z
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トヨタグループのサプライヤーで、ゴムや樹脂の自動車部品を専門とする豊田合成が、再生ゴムの比率を高めた量産用ウェザーストリップを市場に投入した。新しい部品は再生材を20%含み、従来の5%未満から大幅に引き上げた。まず新型トヨタRAV4に採用される。数字だけを見ても、量産の現場での転換点を感じさせる動きだ。ゴムは自動車業界で最もリサイクルが難しい素材のひとつとされてきた。金属やプラスチックと異なり、弾性を生む硫黄結合を切る「脱加硫」という工程が必要になる。この際に他の化学結合まで損なわれることがあり、強度低下や残留臭の原因になる。そのため廃ゴムは新製品への再利用ではなく、エネルギー回収を目的に焼却されるのが通例だった。豊田合成によると、自社の脱加硫技術を継続的に改良した結果、再生ゴムの品質が向上し、量産の自動車部品に使える水準に達したという。これによりウェザーストリップの再生材比率を20%まで高め、新型RAV4への採用につなげた。強度と匂いの両立はハードルが高い領域で、ここに目処をつけた意味は小さくない。この開発はトヨタ自動車からProject Awardで評価され、サプライチェーンにおける重要性が示された。生産はISCC PLUS認証を取得する豊田合成のモリマチ工場で行われ、再生材やサステナブル素材の使用を検証するためにマスバランス方式が適用されている。今後は、この技術をゴムホースなど他の合成ゴム製品へ広げ、最終的には自動車分野で使用量の多い天然ゴムにも展開する計画だという。さらに、使用済み車両からゴムを回収して再生する循環の仕組みづくりに向け、自動車メーカーやパートナーと連携して取り組んでいると明かす。自動車業界に排出削減と資源効率の改善が一段と求められるなか、今回の動きは、周縁的な解にとどまっていた再生ゴムが量産車での広い採用へと歩を進める可能性を示すものだろう。現実解としての広がりに期待が持てる。
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2025
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豊田合成が再生ゴム20%の量産ウェザーストリップを開発—新型RAV4に採用、脱加硫技術とISCC PLUSで実現
toyoda-gosei.com
豊田合成が再生ゴム比率を従来の5%未満から20%へ大幅引き上げ。新型トヨタRAV4のウェザーストリップに採用。脱加硫技術で強度と匂いを両立し、ISCC PLUS認証工場で生産。トヨタ自動車のProject Award受賞。マスバランス方式で再生材使用を検証し、今後はホースや天然ゴムなど他部品への展開と回収循環構築も推進。
トヨタグループのサプライヤーで、ゴムや樹脂の自動車部品を専門とする豊田合成が、再生ゴムの比率を高めた量産用ウェザーストリップを市場に投入した。新しい部品は再生材を20%含み、従来の5%未満から大幅に引き上げた。まず新型トヨタRAV4に採用される。数字だけを見ても、量産の現場での転換点を感じさせる動きだ。
ゴムは自動車業界で最もリサイクルが難しい素材のひとつとされてきた。金属やプラスチックと異なり、弾性を生む硫黄結合を切る「脱加硫」という工程が必要になる。この際に他の化学結合まで損なわれることがあり、強度低下や残留臭の原因になる。そのため廃ゴムは新製品への再利用ではなく、エネルギー回収を目的に焼却されるのが通例だった。
豊田合成によると、自社の脱加硫技術を継続的に改良した結果、再生ゴムの品質が向上し、量産の自動車部品に使える水準に達したという。これによりウェザーストリップの再生材比率を20%まで高め、新型RAV4への採用につなげた。強度と匂いの両立はハードルが高い領域で、ここに目処をつけた意味は小さくない。
この開発はトヨタ自動車からProject Awardで評価され、サプライチェーンにおける重要性が示された。生産はISCC PLUS認証を取得する豊田合成のモリマチ工場で行われ、再生材やサステナブル素材の使用を検証するためにマスバランス方式が適用されている。
今後は、この技術をゴムホースなど他の合成ゴム製品へ広げ、最終的には自動車分野で使用量の多い天然ゴムにも展開する計画だという。さらに、使用済み車両からゴムを回収して再生する循環の仕組みづくりに向け、自動車メーカーやパートナーと連携して取り組んでいると明かす。
自動車業界に排出削減と資源効率の改善が一段と求められるなか、今回の動きは、周縁的な解にとどまっていた再生ゴムが量産車での広い採用へと歩を進める可能性を示すものだろう。現実解としての広がりに期待が持てる。
Allen Garwin
2025, 12月 26 23:49