ゴルフGTI50周年、325PSのEDITION 50と初の電動GTIが2026年始動

フォルクスワーゲン ゴルフGTI50周年 EDITION50登場 325PS・7:46.13最速、電動GTIも予告
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フォルクスワーゲン ゴルフGTI50周年。史上最強325PSのEDITION 50が登場し、ニュル北で7:46.13を記録。欧州で受注開始、2026年納車予定。初の電動GTI「ID. Polo GTI」も正式予告。専用パッケージで19インチWarmenau鍛造とPotenza Race、チタン製エキゾーストを装備。

フォルクスワーゲンにとって、2026年は節目の年になる。ゴルフGTIは誕生から50年。1976年に初めてそのバッジが登場し、コンパクトスポーツの概念を刷新してから半世紀だ。

初代GTIは、日常の使い勝手と本物の走りの高揚、そして手の届く価格を同時に実現した。当初の生産計画は5,000台にすぎなかったが、初年度だけで需要は想定の10倍に。モデルライフの終わりには初代だけで461,690台に到達し、その後の系譜は世界累計で250万台を超えた。

その長年培ったDNAは、アニバーサリーイヤーにさらに磨きがかかる。Golf GTI EDITION 50は、2.0リッターターボから239kW(325PS)を発生し、量産GTIとして史上最強を更新する。専用のEDITION 50 GTI Performanceパッケージも用意され、軽量鍛造の19インチWarmenauホイール、Bridgestone Potenza Raceセミスリックタイヤ、チタン製エキゾーストが組み合わされる。節目にふさわしい内容だ。

量産に近い仕様はすでにニュルブルクリンク北コースで実力を示し、公道走行可能なフォルクスワーゲンとして最速となる7:46.13を記録。この数字が、その自信を裏づける。受注は欧州の一部市場で始まっており、初回納車は2026年の予定だ。

内燃の先も見据え、GTIの次章も動き始めている。2026年には、ブランド初の完全電動GTIとなるID. Polo GTIが登場すると正式に予告された。GTIの哲学を電動時代へ受け継ぎつつ、スポーティな出自は手放さないという意思表示だ。

節目はクラシックカーの舞台でも祝われる。ゴルフGTIは欧州の主要イベントで主役を務め、1月28日から2月1日までのパリのRétromobileに始まり、Bremen Classic Motorshowが続く。いずれも2026年のクラシックシーズン開幕を告げ、GTIという名の歴史的な重みを改めて印象づける。

半世紀を経た今、ゴルフGTIはフォルクスワーゲンの成功を物語る象徴であると同時に、未来へ架ける橋でもある。ヘリテージとパフォーマンス、そして電動化の組み合わせが、2026年を自動車史で最も知られたパフォーマンスバッジのひとつにとって決定的な瞬間へと押し上げるはずだ。

Mark Havelin

2025, 12月 30 12:42