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中国リチウム電池市場、2026年初に急減速か—EV支援縮小と供給過剰、価格下落と輸出鈍化も、CATLにも逆風
2026年初頭、中国リチウム電池需要が急減速の恐れ—EV支援縮小と供給過剰で価格競争激化
中国リチウム電池市場、2026年初に急減速か—EV支援縮小と供給過剰、価格下落と輸出鈍化も、CATLにも逆風
中国のリチウムイオン電池市場は、EV減税・補助金の縮小と需要冷え込みで2026年初に急減速の可能性。輸出鈍化や供給過剰で価格下落が進み、CATLなど大手も収益圧迫に直面。欧米は内製化を加速し、商用EVでの落ち込み懸念も。IEAが示す過剰能力の下、価格競争と生産計画見直しが焦点に。アナリストは数量と価格の見極めを課題視。
2026-01-01T20:42:54Z
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中国のリチウムイオン電池市場は、EVへの政府支援の弱まりと需要見通しの冷え込みを背景に、早ければ2026年初頭にも急減速に直面する可能性がある。短期的な揺り戻しではなく、業界の大手にも波及しうる構造的な転機になりかねないという見立てだ。警鐘を鳴らしたのは、中国乗用車協会(CPCA)の崔東樹・事務局長。EV販売の減少が見込まれるのに続いて、2026年の年初数カ月に電池需要が大きく落ち込む可能性を示した。かつて購買やフリート更新を後押ししてきた減税・補助金が縮小されることが、こうした見通しの主因に挙げられている。2024年から2025年にかけては市場の底堅さが続いた。自動車メーカーや商用車メーカーは、成長継続を見込んで電池在庫を積み増してきた。ただ、その強さの一端は、支援策の見直し前に駆け込みで調達が進んだことにあると業界関係者はみる。その反動で、2026年初頭にはとりわけ商用EV分野で目に見える落ち込みが出る恐れがある。下支え役と見られてきた輸出も、減速を埋め切る切り札にはなりそうにない。中国製電池の海外出荷は勢いを欠き、欧州や米国は中国依存を減らすべく自国の生産能力拡充を加速させている。この流れが、世界の電池競争地図を塗り替えつつある。追い打ちをかけるのが、設備能力の規模だ。国際エネルギー機関(IEA)によると、世界の電池セル生産能力は現在の需要を大きく上回っており、その大半を中国が占める。こうした環境下で、中国の電池価格は2024年に約3割下落。他地域よりもはるかに急な下げ幅となった。世界のEV用電池市場で約38%を握る業界最大手のCATLでさえ、供給過剰の逆風を免れない可能性がある。想定どおり需要が冷え込めば、価格競争の激化や収益率の圧迫、生産計画の見直しは避けがたい局面になるだろう。向こう数四半期は、中国の電池産業にとって試金石になるとアナリストはみる。拡大最優先の姿勢から、数量と価格の運びを慎重に見極める運営へと切り替えられるか。2026年初頭の落ち込みがどこまで深くなるかは、まさにその舵取りにかかっている。肌感としても、市場は短距離走から持久戦へとモードを変える準備を迫られている。
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2026
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2026年初頭、中国リチウム電池需要が急減速の恐れ—EV支援縮小と供給過剰で価格競争激化
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中国のリチウムイオン電池市場は、EV減税・補助金の縮小と需要冷え込みで2026年初に急減速の可能性。輸出鈍化や供給過剰で価格下落が進み、CATLなど大手も収益圧迫に直面。欧米は内製化を加速し、商用EVでの落ち込み懸念も。IEAが示す過剰能力の下、価格競争と生産計画見直しが焦点に。アナリストは数量と価格の見極めを課題視。
中国のリチウムイオン電池市場は、EVへの政府支援の弱まりと需要見通しの冷え込みを背景に、早ければ2026年初頭にも急減速に直面する可能性がある。短期的な揺り戻しではなく、業界の大手にも波及しうる構造的な転機になりかねないという見立てだ。
警鐘を鳴らしたのは、中国乗用車協会(CPCA)の崔東樹・事務局長。EV販売の減少が見込まれるのに続いて、2026年の年初数カ月に電池需要が大きく落ち込む可能性を示した。かつて購買やフリート更新を後押ししてきた減税・補助金が縮小されることが、こうした見通しの主因に挙げられている。
2024年から2025年にかけては市場の底堅さが続いた。自動車メーカーや商用車メーカーは、成長継続を見込んで電池在庫を積み増してきた。ただ、その強さの一端は、支援策の見直し前に駆け込みで調達が進んだことにあると業界関係者はみる。その反動で、2026年初頭にはとりわけ商用EV分野で目に見える落ち込みが出る恐れがある。
下支え役と見られてきた輸出も、減速を埋め切る切り札にはなりそうにない。中国製電池の海外出荷は勢いを欠き、欧州や米国は中国依存を減らすべく自国の生産能力拡充を加速させている。この流れが、世界の電池競争地図を塗り替えつつある。
追い打ちをかけるのが、設備能力の規模だ。国際エネルギー機関(IEA)によると、世界の電池セル生産能力は現在の需要を大きく上回っており、その大半を中国が占める。こうした環境下で、中国の電池価格は2024年に約3割下落。他地域よりもはるかに急な下げ幅となった。
世界のEV用電池市場で約38%を握る業界最大手のCATLでさえ、供給過剰の逆風を免れない可能性がある。想定どおり需要が冷え込めば、価格競争の激化や収益率の圧迫、生産計画の見直しは避けがたい局面になるだろう。
向こう数四半期は、中国の電池産業にとって試金石になるとアナリストはみる。拡大最優先の姿勢から、数量と価格の運びを慎重に見極める運営へと切り替えられるか。2026年初頭の落ち込みがどこまで深くなるかは、まさにその舵取りにかかっている。肌感としても、市場は短距離走から持久戦へとモードを変える準備を迫られている。
Allen Garwin
2026, 1月 01 20:42