2027年型Ram 1500 SRT TRXが復活—777馬力HEMIと最新オフロード装備
Ram 1500 SRT TRXが2027年型で復活。6.2LスーパーチャージドHEMI V8は777馬力、0-60mph 3.5秒。Bilstein Black Hawk e2やL2+搭載でオフロードと快適性を両立。限定Bloodshot Night Edition、$99,995〜、2026年後半登場
RamがTRXの復活を正式発表。量産ピックアップの中でも最も過激な一台としてすでに名を馳せたモデルが、2027年モデルで帰ってくる。Ram 1500 SRT TRXは再びラインアップの頂点に位置づけられ、再始動したSRTパフォーマンス部門の第一弾となるオフロード製品であり、約20年ぶりにSRTバッジを掲げるRamのピックアップとなる。


復活の核は、6.2リッターのスーパーチャージドHEMI V8だ。最新仕様で777馬力と680lb-ftを絞り出し、TRXはガソリンのハーフトン級量産ピックアップとして“最強”を名乗る。駆動系は8速トルクフライトATとフルタイム4WDの組み合わせ。メーカーによれば、このセットアップで0–60mph加速は3.5秒、最高速度は118mphに達する。数字の説得力は十分だ。

新型TRXはシャシーとオフロードハードも大幅に磨き上げた。第2世代のBilstein Black Hawk e2アダプティブショック、Ram Active Terrain Dynamics、そして最大14インチのサスペンショントラベルを備える。これらのコンポーネントで、高速道路の安定性と本格的な悪路性能のバランスを崩さずに引き上げる狙いだ。

テクノロジー面も充実している。認可された道路で作動するハンズフリー・アクティブ・ドライビング・アシスト(L2+)に加え、14.5インチのセンタースクリーン、12.3インチのデジタルメーター、ヘッドアップディスプレイなど大型ディスプレイを用意。インテリアは初めからフル装備の提案で、レザー仕上げの各部、シートのヒーター/ベンチレーション/マッサージ機能、Harman Kardonのプレミアムオーディオを組み合わせる。

フラッグシップの復活を記念し、Bloodshot Night Editionも設定。上半身をブラックとしたツートーンに鮮烈なフレイムレッドのボンネットストライプ、専用グラフィック、赤のアクセントを配したカーボンファイバーのインテリアトリム、そして個性的なTRXバッジをあしらう。見た目のインパクトも抜かりない。


2027年型Ram 1500 SRT TRXの到着は2026年後半の予定で、デスティネーション費用を除く価格は$99,995から。SRTの復活とHEMIパワーへの再注力という背景を踏まえると、今回の復帰は単なる車名のカムバックにとどまらない。業界が急速に変わる今、ガソリン高性能ピックアップにこだわるRamの意思表示でもある。
Mark Havelin
2026, 1月 02 11:05