オークションサイト Cars & Bids で出品中の2018年型マクラーレン570Sスパイダーが、終了間近だ。入札締め切りまで残りわずか1日未満。出品者はディーラーのbsouzaexoticsで、車両はフロリダ州オーランドにある。記事執筆時点の最高入札額は8万5,000ドル。ボディカラーはシルバー。キャビンはジェットブラックにマクラーレン・オレンジの差し色という組み合わせ。走行距離は約26,800マイル。Carfaxレポートには走行距離の不整合はなく、フロリダ州とテネシー州での登録履歴が記載されている。出品者によれば、改造は行われていない。 装備面では、カーボンファイバー・エクステリア・パック1および2、ラグジュアリー・パック、カーボンセラミックブレーキ、フロント19インチ/リア20インチホイール、電動開閉式ハードトップを備える。ラグジュアリー・パックには、電動調整&ヒーター付きスポーツシート、Bowers & Wilkins製サウンドシステム、ソフトクローズドアなどが含まれる。心臓部は3.8リッターV8ツインターボで、562hpと443lb-ftを発生。7速デュアルクラッチATを介して後輪を駆動する。多くの現代スーパーカーと異なり、570Sスパイダーは油圧式パワーステアリングを採用しており、マクラーレンは見出しの数字よりも操舵フィールを優先する選択をしている。こうした特性は、路面の情報が手元にしっかり届く走りを期待させる。 履歴面では、損傷の報告がある。Carfaxによると、2019年6月に走行不能となる類のダメージを伴う事故が記録され、車両はレッカー移動。エアバッグ展開は確認されていない。のちの2021年8月のTrue360検査では、左側にごく軽微な損傷と外装の補修が指摘された。これらの情報はオークションの出品ページで明示されている。外観の瑕疵としては、ボディに小さなチップ、運転席側ミラーハウジングの擦り傷、助手席側リアホイールのガリ傷、シートの使用感が挙げられている。Carfaxの整備履歴には、オイル交換やブレーキフルード交換、定期的な消耗品交換など、2025年11月まで継続的にメンテナンスが行われてきたことが示される。 同型の570Sスパイダーは、Cars & Bidsを含む各オークションで落札額の振れ幅が大きく、装備内容や記録の内容が相場に強く影響している。最終盤に入ったこの出品も、充実した工場オプションの魅力と、開示された事故歴とを、入札者がどう天秤にかけるかが最終価格を左右しそうだ。