プジョー、102回ブリュッセル・モーターショーで新型408を世界初公開。E‑208 GTiやE‑3008 Dual Motorなど電動化を前面に

プジョー、ブリュッセル・モーターショー出展 新型408世界初公開とE‑208 GTi、電動化の最前線も披露
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プジョーが第102回ブリュッセル・モーターショー出展を発表。2026年1月9〜18日、新型408を世界初公開し、E‑208 GTi、325hpのE‑3008 Dual MotorやE‑5008電動仕様、商用EV、e‑ROUTESやMyPeugeotなどの新サービスも紹介。低排出規制強化への対応も示す。

プジョーは、2026年1月9日から18日までブリュッセル・エキスポで開催される第102回ブリュッセル・モーターショーへの出展を正式に発表した。新年の自動車業界を占う重要な幕開けとして位置づけ、乗用車から小型商用車まで幅広いラインアップを持ち込み、とりわけ電動化に焦点を当てる。

ブースの主役は、新型プジョー408の世界初公開。表現力が豊かで意外性のあるデザインをまとうサルーンで、ブランドの新たなスタイル面・戦略面の指標として提示される。詳細な技術情報はまだ明かされていないものの、国際舞台でのアンベールを選んだこと自体が、同モデルの位置づけの大きさを物語る。

会場では電動化が主旋律となる。来場者は、拡充が進む電動・ハイブリッドのラインアップを体験でき、ベルギーでは初披露となる新型プジョーE‑208 GTiも見どころのひとつ。伝統のGTiバッジをフル電動で復活させる試みは、ゼロエミッション時代でも走る楽しさを守るという意志を強く印象づける。

E‑3008とE‑5008の最新トピックにも注目が集まりそうだ。ブリュッセルでは、2基の電動モーターと四輪駆動を備え、合計出力325hpを発揮するE‑3008 Dual Motorを披露。E‑5008の電動仕様も展示され、航続距離を伸ばした構成を含むバリエーションが示される。

商用セグメントも存在感は十分。都市部での実用解として、パートナーとエキスパートの電動版を提案し、リフターは電動に加えてガソリンとディーゼルの復活を告げる。プジョーのマルチエナジー戦略を、来場者が一目で理解できる構成だ。

デジタルサービスもプレゼンテーションの柱となる。電動モデル向けのコネクテッド機能が拡充され、e‑ROUTES by Free2move ChargeやMyPeugeotアプリによるリモート機能の提供範囲が広がる。これらのサービスはサブスクリプションなしで利用できる期間が延長され、電動車の日常使いがより現実的になる。

背景には、2025年の好調な商勢という追い風がある。新製品、進化した電動テクノロジー、魅力的な顧客プログラムを携え、プジョーは2026年のショーに臨む。2026年からブリュッセルでより厳しい低排出規制が施行される状況も踏まえると、電動化へ軸足を置く同社の姿勢は、タイミングも狙いも市場の現実と合致している。

Mark Havelin

2026, 1月 08 07:12