1969年式ポルシェ912クーペがBring a Trailerでオークション中

1969年式ポルシェ912クーペがオークション出品、最終モデルイヤーの注目車両
bringatrailer.com

1969年式ポルシェ912クーペがBring a Trailerでオークション出品中。最終モデルイヤーで、工場出荷時のアイリッシュグリーン、詳細な記録あり。入札額は42,750ドル、残り2日未満。

1969年式ポルシェ912クーペが、オークションサイト「Bring a Trailer」に出品されている。これは4気筒エンジンを搭載した912の最終モデルイヤーとなる。現在の入札額は42,750ドルで、残り時間は2日を切っている。

この車両は1968年12月にモンタナ州ビュートのMaichel's Car Marketで新車納車された。その後、ワシントン州とカリフォルニア州を経て、2017年3月に現在のオーナーが購入した。エンジンには刻印があり、工場の整備記録簿の記載と一致している点が、歴史的な裏付けとなっている。

BaTオークション出品の1969年式ポルシェ912クーペ5速
1969年式ポルシェ912クーペ5速がBaTオークションに出品 / bringatrailer.com

この車両は、1969年式ロングホイールベースモデルであり、912生産の最終年となる。エンジンは1.6リッターの水平対向4気筒で、出力は90馬力、トルクは90 lb-ftと公称されている。ソレックス製キャブレターは現オーナーの下でオーバーホール済みで、動力は5速マニュアルトランスアクスルを介して後輪に伝えられる。

ボディカラーは工場出荷時のアイリッシュグリーンで、1960年代後半のポルシェカラーだ。塗装厚測定値や外観の小さな傷は、ギャラリーで確認できる。内装はブラックのレザレットシートを採用し、Blaupunkt製AM/FMラジオ、3点式フロントシートベルト、7,000回転までのタコメーターを含むVDO計器類を備える。5桁のオドメーターは73,000マイルを示しており、うち約1,000マイルは現オーナーが走行したものだ。ダッシュパッドのひび割れ、スピーカーの雑音、温度計の不具合などが指摘されている。

BaTオークション出品の1969年式ポルシェ912クーペ5速
1969年式ポルシェ912クーペ5速がBaTオークションに出品 / bringatrailer.com

15インチのスチールホイールは再塗装され、2021年製のVredestein Sprint Classicタイヤを装着。ブレーキは四輪ディスクだ。付属品には、ドライバーズマニュアル、工具キット、ワークショップマニュアル、そしてWeber製キャブレターのペアが含まれる。

オークションのコメント欄では、クラシックポルシェらしく、トランスミッションの仕様や純正部品の有無、技術的な詳細について活発な議論が交わされている。閲覧数やウォッチャー数からも、高い関心が伺える。

歴史的に見れば、912は911に比べて手頃な価格帯のモデルとして位置づけられ、特に米国では発売当初から好調な販売を記録した。現在では、生産後期の912は、初期911のスタイリングと軽量な4気筒エンジンの組み合わせとして注目を集めている。今回の車両は、最終モデルイヤーであり、当時の正規カラーを保持し、詳細な記録も残っている点で、現在のオークションサイクルにおける注目の一台と言えるだろう。

BaTオークション出品の1969年式ポルシェ912クーペ5速
1969年式ポルシェ912クーペ5速がBaTオークションに出品 / bringatrailer.com

Allen Garwin

2026, 3月 02 03:38