アルファロメオ・ジュリアとトナーレがBEST CARS 2026で輸入車部門優勝

アルファロメオがBEST CARS 2026で二冠達成、ドイツ市場での人気を証明
stellantis.com

アルファロメオがドイツのauto motor und sport主催BEST CARS 2026でジュリアとトナーレが輸入車部門で優勝。読者投票で人気を獲得し、ドイツ市場でのブランド勢いを示す詳細を解説。

アルファロメオがドイツで最も権威ある自動車読者投票の一つで二冠を達成した。auto motor und sportが主催する「BEST CARS 2026」アワードにおいて、ジュリアとトナーレがそれぞれ輸入車カテゴリーで優勝した。

「ミッテルクラッセ」セグメントでは、アルファロメオ・ジュリアが読者投票の22.7%を獲得し、輸入車の中で首位に立った。これはジュリアにとって輸入車カテゴリーでの9度目の勝利であり、伝統的にドイツメーカーが支配するクラスで稀に見る安定した人気を証明している。セグメント全体のランキングでは、BMW 3シリーズ(12.4%)、アウディA5(9.2%)、フォルクスワーゲン・パサート(9.2%)が上位を占めたが、ジュリアは再び輸入車部門でトップの座を守った。

「コンパクトSUV/ゲレンデワーゲン」カテゴリーに参戦したアルファロメオ・トナーレは、投票の8.4%を獲得して輸入コンパクトSUVのリーダーとなった。総合分類ではアウディQ3(8.6%)が1位、フォルクスワーゲン・ティグアン(7.7%)、BMW X1(7.2%)が続いた。トナーレにとって、これは同セグメントの輸入車ランキングで3年連続の勝利となる。

ステルヴィオも好結果を残し、「グローセSUV/ゲレンデワーゲン」クラスの輸入車部門で2位に輝いた。得票率は9.9%で、スコダ・コディアック(10.2%)に次ぎ、ランドローバー・ディフェンダー(7.4%)を上回った。一方、アルファロメオ・ジュニアは小型SUVの輸入車部門で4位となり、表彰台入りをわずかに逃している。

BEST CARSアワードは1976年に始まり、2026年で50回目を迎えた。最新の投票には94,911人の読者が参加し、13カテゴリーにわたる480モデルからお気に入りを選んだ。結果はauto motor und sportの2026年6月号に掲載され、授賞式は6月にシュトゥットガルトで開催される予定だ。

この評価は、より広い商業的背景の中で発表された。ドイツ連邦自動車庁(KBA)のデータによれば、2025年にドイツで登録された新規アルファロメオ車は7,346台に上る。同年上半期だけでも3,952台が登録され、同ブランドはこれを近年で最も強い半期実績と説明している。こうした状況を踏まえると、大規模な読者投票での継続的な成功は、ドイツ市場における同ブランドの現在の勢いと一致しているように見える。

イタリア・ポミリアーノ・ダルコのジャンバッティスタ・ヴィーコ工場で生産されるトナーレは、ドイツではハイブリッド版が41,400ユーロからとなっている。プラグインハイブリッドバリアントは280馬力(206kW)を発揮し、四輪駆動を備える。この仕様により、同モデルはデザインやイメージだけでなく技術的な面でも、コンパクトSUVセグメントで競争力のあるポジションを確立している。

BEST CARS 2026の結果は、アルファロメオが伝統的なスポーツ性と現代のSUV中心市場の要求をバランスよく保ち続けていることを示唆している。ジュリアの持続的な成功とトナーレの連続勝利は、一時的な成果ではなく、ドイツの読者からの一貫した支持を物語っている。

Mark Havelin

2026, 3月 03 06:29