1971年式メルセデス・ベンツ280SLパゴダのオークション詳細
1971年式メルセデス・ベンツ280SLパゴダがBring a Trailerでオークション出品中。詳細な仕様、状態、書類情報を紹介し、クラシックカー愛好家向けに魅力的な内容です。
1971年式メルセデス・ベンツ280SLがBring a Trailerに出品されている。W113シリーズ、通称「パゴダ」の最終期モデルの一台だ。現在の入札額は87,500ドルで、オークション終了まであと数日残っている。コメント数、ウォッチャー数、車両の状態や書類に関する活発な議論から、関心の高さがうかがえる。
売主は2015年からこの車を所有している。2020年頃、元の塗装が退色したため、オリジナルカラーのグレーベージュ(726)に再塗装されたという。現所有者の下でブラウンのソフトトップ(746)が交換され、ボディカラーの着脱式ハードトップも付属する。リストには、純正のメッキ部品がそのまま残っていると記されている。
内装はダークブラウンのMB-Tex(138)で、付属のデータカードで確認できる。装備にはエアコン、ベッカー・ユーロパAM/FMラジオ、オリンピアカセットステレオが含まれる。4速オートマチックトランスミッションと純正エアコンは、オプションコードからもわかるように、米国仕様車に典型的な構成だ。
エンジンは2.8リッターM130直列6気筒で、ボッシュの機械式燃料噴射装置を備える。280SLの標準エンジンで、新車時には最大180馬力を発揮した。パワーは4速オートマチックトランスミッションを介して後輪に伝えられる。パワーステアリングと四輪ディスクブレーキも装備されている。
5桁のオドメーターは41,000マイルを示しており、現所有者が追加した走行距離は約500マイルだ。コメント欄では走行距離の証拠書類や内装の詳細について質問が寄せられ、売主は追加写真と説明を提供している。売却にはデータカード、データプレート、メーカー資料、一部の整備記録が含まれる。
W113シリーズは1963年から1971年まで生産され、280SLは最終かつ最も多く生産されたバリエーションだ。280SLは約23,885台製造され、W113全体の約48,912台のうちを占める。パゴダの愛称の由来となった凹型ハードトップの屋根ラインは、1960年代のメルセデス・ベンツを代表するデザイン要素の一つとして今も記憶に残っている。
今日のクラシックカー市場において、280SLは安定した需要を維持している。価値は状態、オリジナリティ、書類によって大きく変動する。この車両は、純正仕様が文書化されている点、人気のカラーコンビネーション、完全なルーフセットが揃っている点が特徴だ。こうした要素は、W113の出品において伝統的に関心を高める要因となっている。
最終結果は今後数日で決まるが、このオークションに対する持続的な注目は、後期生産のパゴダが持つ不朽の魅力を改めて浮き彫りにしている。
Allen Garwin
2026, 3月 04 11:24